「三井住友カード、ノーマルのNLとゴールドNL、どっちにすればいい?」
三井住友カードを検討するとき、迷う人も多いと思います。僕もそうでした。
僕は元県庁職員として18年勤めた後、早期退職して主夫FIREしたなおです。その経緯については過去記事に書いています。
我が家では、夫の僕がゴールドNL、妻がノーマルNLを使っています。
先に結論を言うと、多くの人にとっては、ノーマルNLで十分です。
でも「年100万円カードを使える人」なら、ゴールドNLの方が確実にお得になります。この記事では、両方を夫婦で実際に使っている立場から、選び方をリアルにお伝えします。

そもそも「NL」って何?
「NLって何の略?」と思った方へ。
NL=ナンバーレス(Numberless)。カード番号が券面に一切印字されていないタイプのカードです。

番号やセキュリティコードは、すべてスマホアプリ「Vpass」で確認します。券面に番号がないので、
- レジやカフェでカードを見られても番号を盗まれない
- 紛失したときの不正利用リスクが低い
という安心感があります。ネット決済のときは、アプリで番号を見ればOKです。
まず基本スペック比較
| 項目 | ノーマルNL | ゴールドNL |
|---|---|---|
| 年会費 | 永年無料 | 5,500円(年100万利用で永年無料) |
| 通常還元率(対象店以外) | 0.5% | 0.5% |
| 対象店の還元 | 7% | 7% |
| 年100万利用特典 | なし | 年100万利用ごとに1万ポイント |
| 空港ラウンジ | なし | 無料 |
| 旅行傷害保険 | なし | 最高2,000万円 |
| お買物安心保険 | なし | 年300万円 |
| 家族ポイント | 対象 | 対象 |
ここで一番大事なポイント💡
対象店の7%還元は、ノーマルもゴールドも同じです。
コンビニ・マックでお得に使いたいだけなら、年会費無料のノーマルNLで十分。ここを勘違いして「お得そうだから」とゴールドを選ぶと、年会費5,500円が無駄になりかねません💦
実は以前は、物理カードのタッチ決済でも5%還元がもらえました。ところが改定で段階的に引き下げられ、今は物理カードのタッチだと通常の0.5%しか付きません(2025年1月に1.5%へ、2025年12月に上乗せ完全消滅)。
7%還元の条件は、スマホ(Apple Pay/Google Pay)のタッチ決済、またはモバイルオーダーだけ。「iD」での支払いも対象外です。昔の感覚で物理カードを使い続けている人は、知らないうちに損している可能性大。レジでは「Visaのタッチで」と言ってスマホをかざすのが正解です。

ノーマルNLはこんな人向け

妻はノーマルNLを使っています。理由はシンプルで、年100万円もカードを使わないから。
- 年会費が永年無料
- 対象店7%還元はゴールドと同じ
- 修行(年100万利用)のプレッシャーがない

年間カード利用額が100万円に届かない人は、ノーマルNL一択です。 ゴールドにしても年会費の元が取れないので、むしろ損になります。
ゴールドNLはこんな人向け

僕はゴールドNLを使っています。年100万円のカード決済が見込めるからです。
ノーマルとの違いは大きく3つ。
① 年100万円利用で「永年無料化」+1万ポイント
通常年会費は5,500円。でも、一度年100万円を達成すれば、翌年以降の年会費は永年無料になります(再達成は不要)。
さらに、年100万円を使った年には1万ポイントがもらえます(実質+1%)。ただしこちらは年会費無料化と違い、もらえるのは100万円を達成した年だけ。毎年もらうには、毎年100万円使う必要があります。
これがノーマルNLとの一番の違いです。
そしてもう一つ。この1万ポイントがあるおかげで、年100万円を使う人は通常決済の還元も実質1.5%になります(通常0.5%+ボーナス1万ポイント分)。ノーマルNLの0.5%と比べて、ここが大きな差です。
(厳密には、年100万円ちょうどのときに実質1.5%が最大。それ以上使うと超えた分は0.5%還元なので、実質還元率はゆるやかに下がっていきます。とはいえジャスト100万を狙うのは難しいので、あくまで目安として😄)
② 空港ラウンジ・旅行保険・お買物保険
ノーマルにはない付帯特典です。国内主要空港のラウンジが無料、旅行傷害保険は最高2,000万円、お買物安心保険は年300万円まで。旅行や帰省が多い家庭ほど価値が出ます。

③ SBI証券のクレカ積立で最大1.0%還元
ゴールドNLは、SBI証券でのクレカ積立に対応しています。前年に年100万円を使っていれば、積立額の最大1.0%がポイント還元されます(ノーマルNLは最大0.5%)。新NISAのつみたて投資枠を、ポイントをもらいながら埋められるわけです。
※ただし、クレカ積立の金額自体は「年100万修行」にはカウントされません(後述)。
損益分岐点:年いくら使うならゴールド?
判断軸はシンプルです。
- 年100万円カードを使う見込みがある → ゴールドNL
(永年無料化+100万達成した年は1万ポイントで、年会費以上に得) - 年100万円に届かない → ノーマルNL
(年会費無料で対象店7%だけ享受するのが正解)
家族ポイント:夫婦で別々に持つと還元が上乗せ
これが、我が家が「夫婦で別々に持っている」理由のひとつです。
三井住友カードには「家族ポイント」という制度があり、2親等以内の家族を登録すると、対象店の還元率が1人につき+1%(最大+5%)上乗せされます。
我が家は夫婦で相互登録しているので、対象店の還元が7%→8%になっています。

- 別居でもOK(生計同一は不問)
- 登録すると、招待した人・された人それぞれに+1%
夫婦・親子で三井住友カードを使うなら、家族ポイントの登録は忘れずにやっておきたいところです。
100万修行 達成のコツ【2026年最新・ここ重要】

ゴールドNLを選ぶ人にとって、年100万円の「修行」をどう達成するかは一番の関心事だと思います。
ここは情報の鮮度が命です。ネットには古い裏ワザがそのまま残っていて、今はもう使えないものも多いので、2026年5月時点の正確な情報を書いておきます。
基本は「固定費・日常費の集約」一択
王道にして最強の方法は、これです。
- 家賃(クレカ払いに対応している物件のみ)
- 電気・ガス・水道・通信費
- サブスク・保険料
- 食費・日用品・ガソリン
これらを全部ゴールドNLに集約するだけで、無理なく年100万に届きます💪
とくに家賃は破壊力が大きいです。たとえば月8.5万円の家賃をクレカで払えれば、それだけで年102万円。修行がほぼ完了します。
ただし注意点。
- 持ち家の住宅ローンは、基本的にクレカ払いできません
- 賃貸でも、クレカ払いできるかは物件・管理会社次第
- 決済代行サービス経由だと手数料(1%程度)がかかり、ポイント還元と相殺されることも。事前に管理会社へ確認を

⚠️ かつての裏ワザは次々と封鎖されている
数年前まで定番だった「プリペイドチャージで修行」系の裏ワザは、2026年3月1日からごっそり対象外になりました。
- au PAY へのチャージ … ❌ 対象外(2026/3〜)
- JAL Pay へのチャージ … ❌ 対象外(2026/3〜)
- Kyash・バンドルカードへのチャージ … ❌ 対象外(2026/3〜)

最終手段:Amazonギフトカードは現状まだ対象
どうしても日常決済だけで100万に届かない人の最終手段が、Amazonギフトカードの購入です💡
- Amazonギフトカードの購入は、現状まだ100万修行の対象(2026年5月時点)
- 有効期限が購入から10年と長いので、修行達成後にゆっくりAmazonで買い物に使えばOK
【要注意】クレカ積立は100万修行の対象外
もうひとつ、勘違いしている人が多いポイント。
SBI証券のクレカ積立額は、ゴールドNLの「年100万修行」にも「1万ポイント特典」にもカウントされません。😫
つまり、クレカ積立で月10万(年120万)やっていても、それは修行の100万には1円も含まれない。修行は日常の買い物・固定費で別途100万使う必要があります。
修行は「退職後でも届く」人もいる&カードは退職前に【公務員FIRE目線】
これはFIRE(早期退職)を考えている公務員へ、正直なところを書きます。両面から書きますね。
一般論:在職中の方が達成しやすい
まず定説として、「修行は収入が安定している在職中の方が達成しやすい」と言われます。支出に余力がある時期の方が、年100万を無理なく使える。これは一理あります。
でも僕の場合:退職後でも意外と届いた
ところが、僕自身のケースは少し違いました。理由は2つあります。
① もともと贅沢品をあまり買わない生活だった
早く仕事を辞めたかったので、現役時代から必需品以外にお金を使うことが少なかったんです。だから「退職して支出を切り詰める」という変化が、そもそも起きなかった。一般的には退職すると支出は減るものですが、削る贅沢が元々ないので、あまり変わらなかったんですね。
② 主夫になって、買い物が自分に集中した
これが大きい。夫婦で分散していた買い物代が、主夫になった僕のカードに集まるようになりました。スーパーもドラッグストアも、行くのは僕。結果、自分名義の決済額はむしろ増えたんです。

つまり、「もともと節約家で、家庭の買い物担当になる人」なら、退職後必ずしも修行達成が不利にはなりません。「安定収入がなくなるから無理」と決めつけなくていい、というのが僕の実感です。
ただし「審査」は在職中が有利=カードは退職前に
では、なぜFIRE前をおすすめするのか。理由は修行ではなく、カードの審査にあります。
退職して無職orフリーランスになると、一般にクレジットカードの新規審査は通りにくくなると言われています(特にゴールド)。公務員は社会的信用が高く審査に有利とされるので、その強みは在職中にしか使えません。
僕自身は在職中にゴールドNLを作っているので退職後に申請した経験はなく、これはあくまで一般論ですが、収入が安定している在職中の方が審査に有利なのは間違いないでしょう。
貯めたVポイント、どう使う?
ポイントは貯めるだけでなく、使い道も知っておくと安心です。Vポイントは1ポイント=1円で、主にこんな使い方ができます。
- カード支払いに充当(キャッシュバック):一番ラクで無駄がない。迷ったらこれでOK
- SBI証券でポイント投資:投資信託や国内株を1ポイント=1円から買える。新NISAと相性◎
- アプリにチャージして街で使う:Vポイントアプリにチャージすれば、Visaのタッチ決済で普段の買い物に使えます

まとめ:多くの人はノーマルNLで十分、年100万使うならゴールド

- 対象店7%還元はノーマルもゴールドも同じ → コンビニ・マック目当てならノーマルで十分
- 年100万使うならゴールド(通常も実質1.5%還元+年100万ごとに1万ポイント+空港ラウンジ・保険+クレカ積立1.0%)
- 夫婦で別々に持てば家族ポイントで上乗せ(我が家は7%→8%)
- 修行は固定費・日常費の集約が基本。au PAY等の裏ワザは2026/3で封鎖、Amazonギフトは現状まだ対象
- クレカ積立は100万修行の対象外、要注意
- 「在職中が修行しやすい」は定説だが、倹約家&買い物担当になる人は退職後でも意外と届く(僕の実感)
- ただしカードの新規作成は審査が通る現役のうちに(公務員の信用が使えるのは在職中だけ)
我が家は「夫=ゴールド(年100万使う)/妻=ノーマル(そこまで使わない)」で分けています。自分の年間カード利用額で選べば、まず失敗しません。
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この記事は運営者なお自身の体験と判断をもとに執筆しています。編集・校正の補助にAIを活用していますが、内容の最終確認と公開判断はすべて筆者本人が行っています。

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