こんにちは!元公務員で、主夫FIREしたなおです。
2025年に18年勤めた県庁を辞めて、主夫として暮らし始めて1年あまり。あっという間でした。
仕事を辞める前は「本当に生活していけるのか」「ヒマで耐えられなくなるんじゃないか」と不安もありましたが、いざフタを開けてみると、想像していたのと違うことだらけ。良かったことも、そうでなかったことも、いろいろあります。
今回は、主夫FIRE後のリアルを正直に語ります。
そもそも「主夫FIRE」って?

FIREというのは「Financial Independence, Retire Early(経済的自立と早期退職)」の略。資産運用などで生活できる状態をつくり、会社員や公務員生活から早めに抜け出すライフスタイルのことです。
FIREにもいくつか種類があって、
- フルFIRE:もう一切働かなくても、資産収入だけで暮らしていける状態
- サイドFIRE:好きな仕事の収入+資産収入で暮らすスタイル
と、ざっくり分かれます。
わが家の場合は、妻(公務員)の安定した収入を柱に、僕は主夫をしながらフリーランスとしても少し収入を得る、というスタンス。
僕はこれを勝手に「主夫FIRE」と呼んでいます!

そんな主夫FIRE後の生活について、思うところを語っていきます。
何より、子どもとの時間が圧倒的に増えた

主夫FIREして得たものの中で、いちばん大きかったのは、これ。
子どもとの時間です。
そもそも公務員を辞めた理由のひとつは、家族との時間を増やすこと。とくに、まだ小さい2人の子どもとの時間を取り戻すことでした。
1年あまり経った今、当然ながら、子どもとの時間は圧倒的に増えました。
朝、子どもたちを「いってらっしゃい」と笑顔で送り出せる。
学校から帰ってきたら、「おかえり」とすぐに迎えられる。
宿題を一緒に見たり、ゲームに付き合ったり、ただ並んでテレビを見たり。
公務員時代は、夜遅くに帰る毎日。
帰るともう子どもは寝ているので、話す時間もほとんどない…。
「本当にこれでいいんだろうか?」
モヤモヤした気持ちがずっと胸の中にありました。
今は、そのモヤモヤがきれいさっぱりなくなりました✨

熱を出して学校を休んだ日は、家でゆっくり看てあげられる。
運動会も授業参観も教育相談も、仕事を気にせずに行ける。
こういう「当たり前」に見えることが、主夫になってやっとできるようになりました。
子どもが「お父さんっ子」になってくれているかどうかは、わかりません(笑)
でも、毎日いっしょに過ごしている時間そのものが、僕にとっては主夫FIREして良かったことの、ど真ん中です😄
朝、仕事に行かなくていい幸せ

子どもとの時間と並んで実感するのが、これ。
朝、仕事に行かなくていい。
これが本当に幸せなんです。
子どもを学校に送り出すまではさすがにバタバタしますが、そのあとは、自由に過ごせる時間。
家事をしつつ、ブログを書いたり、疲れたらぼーっとしたり、漫画を読んだり。

家事と料理のリアル

自分から主夫を選んだ僕ですが、家事スキルは決して高くありません。
今でも妻にあれこれ指摘されます(笑)
ただ、食器洗いや、洗濯物を干したり畳んだりする作業自体は、嫌いじゃない。
ぼーっとしていても手が勝手に動いて終わるので、性に合っているのかもしれません。
夫婦共働きだったころには全く手をつけられなかった家事もやれるようになりました。
例えば、洗濯機の掃除。
以前は、洗濯機を回すたびに出てくる黒いカスがストレスでしたが、洗濯槽を漂白剤できれいにするようになり、カビ汚れがだいぶなくなりました✨
わが家の洗濯機はパナソニック製なのですが、パナソニック純正の洗濯槽クリーナーを使い、水が真っ黒になったときの衝撃は忘れられません(笑)
今後も年に1回は、純正クリーナーを使いたいと思っています。
家事面での課題は、料理。
これは昔から苦手で、あまり好きでもない😅
特につらいのが、毎日献立を考えること。
レパートリーは少ないし、子どもの好き嫌いも多いので、出せる料理が限られてしまう。
1時間近くかけて作ったポテトサラダを、一口食べて「まずい」と言われたり、ひどいときは一口も食べてもらえなかったり……。

でも、新しい料理に挑戦すると妻は喜んでくれるので、それを励みに頑張っています!
「ひまじゃない?」って聞かれるけど

FIRE経験者の話をYouTubeなどで聞くと、よくこういうのを目にします。
「ひますぎて耐えられない」「ひますぎて鬱になった」
これはきっと、リアルな声なんだと思います。
でも、僕の場合はまったくそんなことない!
まず、ひまだと思うことがほぼない。
家事・育児だけで時間はかかるし、それ以外の時間も稼げるようにチャレンジしている。
仮にひまになったとしても、やりたいことが山ほどあるので、別に困らない。

公務員時代に比べたら、圧倒的に時間はあるはずなのに、それでもやりきれない。
親戚から譲ってもらった『名探偵コナン』が100巻以上、棚に積んであります。
読みたい気持ちはあるのに、まだ1/4も進んでいません(笑)
地味に良かったこと①:映画を「初日」に観に行ける

主夫FIREして地味にうれしいのが、観たい映画を公開初日に観に行けること。
退職後に観に行ったのは、『鬼滅の刃 無限城編』と『名探偵コナン』の最新作。
なぜ初日がいいかというと、ネタバレを食らわないから。
Youtubeとか何気なく見てるだけでも、すぐネタバレとんできますからね。
『鬼滅』は原作どおりなのでネタバレも何もないですが、『コナン』はオリジナル展開で、しかも推理もの。ネタバレだけは、まじで食らいたくなかったんです。
映画の公開日はだいたい金曜日なので、公務員時代はなかなか行けるものじゃありませんでした。

地味に良かったこと②:歯医者に通えるようになった

もうひとつ、地味にうれしいのが、歯医者にちゃんと通えるようになったこと。
公務員時代は、これがほんとに大変でした。
仕事終わりだと時間的に間に合わないし、忙しい時期だと休暇も取れない。
土曜日は混んでいるし、ほかの用事と重なって行けないことも多い。
痛くて我慢できないときは何とか行くけれど、定期検診くらいではなかなか足が向かない。結局は虫歯になってから駆け込むパターンに😫
そうなると何度も通わないといけなくて、忙しい時期と重なると、もうしんどい。
定期的に診てもらえれば、そもそも虫歯になりにくいし、歯の汚れも落としてもらえて快適。公務員時代は、当たり前のことが、当たり前にできなかったんですよね。

こういう体のメンテナンス、仕事が忙しいとなかなかできないんですよねぇ……。
フリーランスは、想像以上に厳しい世界だった

あこがれだったフリーランスとしての活動も、退職と同時に始めました。
世の中はちょうど、副業や個人事業主ブームですよね。
以前からやってみたい気持ちはあったものの、公務員は原則副業禁止。だから、退職前は手を出すことができませんでした。
退職後、いろいろやってみました。YouTube、ブログ、ミステリーショッピング、クラウドソーシングを通してのライティング、動画編集……。

始める前は「月5万円くらいなら、すぐいけるでしょ」なんて思っていました。
でも、甘かった…。
まず、安定して仕事を取ること自体がむずかしい。
クラウドソーシングには、ライティングも動画編集も案件は山ほどあります。でも、まともな単価のものはまず取れない。取れるのは、びっくりするほど単価の低い案件ばかり。
初心者をカモにしたような、スクール勧誘目的の案件にも遭遇しました。
動画編集の案件で、完成までに20時間近くかかったのに、報酬はたった2,000円、なんてこともありました。
時給換算で100円ちょっと。
さすがにこれはしんどかった😭
バイトしたほうが10倍稼げますね……。
こういった仕事をこなしながらスキルと実績を積んでいけば、いずれもっとまともな報酬がもらえるようになるんでしょう。でも、正直、心が折れかけています😖
一応、退職前からやっていた趣味のYouTubeを収益化することはできましたが、月1万円程度。もっと伸びるかなぁって思ってたんですけどね。
今のところ、フリーランス収入はMAXでも月3万円ほど。
新しいPCを買ったりもしたので、むしろ赤字です😅
目標にしていた月5万円が、遠い……。

投資収入が想像以上だった

フリーランスの稼ぎは雀の涙。でも、それを大きく補ってくれたのが、投資でした。
退職前の4~5年間、米国の投資信託を中心に積立投資を続けた結果、退職時点での運用資産は約2,000万円に到達。
このおかげで退職に踏み切ることができました。
ところが、ちょうど退職直後の4月初旬、トランプ関税ショックが起きました。
なんと、たった1週間で200万円ほどの資産が一気に溶けていきました😫
「トランプさんよ、なんてことしてくれるんだ……!」
よりによってこのタイミングで暴落。さすがに半泣きでした😢
でも、自分の中の鉄の掟。

これは投資を始めてからずっと守り続けているマイルールです。
じっと耐えていると、4月中旬から相場は回復し始めました。そして、みるみるうちに米国株は最高値を更新。最終的に2025年は大幅な上昇で終わったのです。
結果として、退職してからの1年で、投資による利益は400~500万円も増えました✨
これは、退職前の僕の年収にほぼ匹敵する額。
あの過酷な日々の中で、必死に働いて得てきた1年分の収入とほぼ同じ額を、含み益(利益確定はしてない)とはいえ、投資だけで稼いだことになります。
しかも、デイトレのような短期の売買はしていません。
ほとんどほったらかしの投資で、です。

そして2026年に入ってからも、同じような展開。
4月に大きな下落はあったものの、株価はその後回復し、最高値を更新し続けています。
ここ数か月間だけで、やはり400〜500万円ほどの運用益が出ています😄
これはすごすぎる……。
ちょっとできすぎかも。
このペースで株価が上がってくれるなら、極論、働かなくても余裕で生活していけるレベルです。
フリーランスではまったく稼げていない僕ですが、それをはるかに補って余りある成果。
米国株、ありがとう。米国株に栄光あれ……!
まあ、最近は日本株もかなり好調なんですけどね。これを機に、日経平均も少し買ってみました。
もちろん、今後株価が暴落して、数百万どころか1千万円以上の資産が溶けてしまう可能性はあります。
そうなったらきついのは確かだけど、狼狽売りだけは絶対にしません!
長期で見れば、歴史的に必ず回復し、最高値を更新し続けているわけなので、じっと耐えればいいのです。
まとめ:主夫FIREして、後悔はない
主夫FIREして1年あまり。思っていたよりうまくいったこともあれば、思いきり想定外だったこともあります。
- 子どもとの時間が圧倒的に増えた
- 朝、仕事に行かなくていい幸せ
- 今まで手を付けられなかった掃除ができるようになった
- 「ひま」とはほぼ無縁
- 映画も歯医者も、自分のペースで行ける幸せ
- フリーランス収入は、想像以上に厳しい
- でも、投資が想像以上に補ってくれた
正直、「絶対にうまくいく」と確信して辞めたわけじゃありません。
フリーランスとして稼ぐのは、甘くないと思い知らされました。
それでも、後悔はまったくありません!!
「いつか時間ができたらやろう」と思っていたことを、今やれている。
子どもとの時間を、取り戻せている✨
その実感が、毎日少しずつ積み重なっていく感覚があります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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