あるとき、僕はわが家の「家計」が穴だらけだということに気づいてしまいました!
僕が育休をとっていた時期、わが家の収入が激減したことで、みるみるうちに通帳残高が減っていくのを目の当たりにしたからです。

頭の中で「⚠危険だ!」とアラートが鳴りました💦
僕が本気で家計を見直すことになった一番のきっかけです。
振り返ってみると、あれが人生のターニングポイントでした。
その後、18年勤めた県庁を辞め、今僕は主夫FIRE中です!
今回は、僕が資産形成を始めるきっかけとなった育休時代のお話をします。
公務員やめたいな~と思っている方の参考になると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください😄
育休を取った理由

僕は2020年4月~1年間育休をとっていました。
ちょうどコロナが流行り始め、世の中が騒然としていたころです。
最近では男性の育休取得者も増えてきましたが、当時はまだ珍しく、長期で休む男性となるとほとんど誰もいませんでした。
僕が育休を取った理由は2つ。
- 子どもが幼い時期に一緒にいられる時間をなるべくつくりたいと思ったから
- 仕事が精神的にきつく、いったん離れないとヤバいと感じたから
まぁ半々くらいですね。
県庁内でほぼ前例がないことだったので迷いましたが、このタイミングを逃したら二度と育休を取るチャンスはないだろうという思いで、決断しました。
育休を取ったタイミング
で、これまた珍しいことなんですが、僕が育休を取り始めたのは、次女が1歳を過ぎた後でした。
多くの方は、子どもが産まれた直後の時期に育休を取りますよね。
でも僕の場合、長女が産まれたときも、次女が産まれた直後も、まとまった育休を取るという発想がそもそもありませんでした。
でも、仕事で忙しい日々に追われながら、次第に「このままでいいんだろうか」と思うようになったんです。
幼いわが子との時間を犠牲にしてまで働くことに、どれだけの意味があるんだろうか、と。
そこに、仕事のストレスがピークに達したタイミングが一致して、

「取るなら今しかねぇ!」となったのです。
夫婦ともに無給に
ふつう、育休を長期で取った場合、給料は出なくても手当が出ますよね。
公務員の場合、これは共済組合から出る「育児休業手当金」(会社員でいう雇用保険の「育児休業給付金」にあたるもの)です。
金額は、最初の180日までが給料(標準報酬月額)の67%、それ以降は50%。これが子どもの1歳の誕生日まで支給されます。
これは夫婦で同時に取った場合でも同じです。ちゃんと男性側の手当も保障されます。
ただそれは、子どもが1歳を迎えるまでの話。
2年目以降は手当が一切出ません。
しかも、わが家の場合、妻も2020年7月まで育休をとっていたので、4か月間いっしょに育休を取っていたことになります。
結果として、4か月間、夫婦でほぼ無給となりました。(厳密に言うと、育休前の勤務分のボーナスがちょっとだけ出ました)
今思うと、だいぶ思い切った決断だったと思います(笑)
僕があまりにわが家の財布に関心がなかったゆえ、たいして気に留めてなかったんですが、今だったらもうちょっと慎重になるかも😅
“たられば”ではありますが、僕がもし次女の産まれた直後に1年間育休を取っていたとしたら、、、
育児休業手当金を1年間で250〜300万円ほどもらえたはずです。(※当時の勤続年数からのざっくりした概算です)
※これは僕が取得した当時(数年前)の話です。2025年4月からは「出生後休業支援給付金」が新設され、夫婦そろって育休を取ると一定期間は手取りで実質10割に。いまから取る人は、当時よりさらに手厚くなっています。
それが現実ではほぼ0円(笑)

仕方ないとはいえ、やっぱりもったいなかったな~とは思っちゃいますね😂
逆に言うと、手当をもらいながら育休取れるのって、超いい制度ですよね!
同じように最近1年間育休を取った男の友人が、最高だと言ってました。
迷っている方はぜひ!
前提はこんな感じで、本題に入ります。
無給になって初めて知った使いすぎの事実

育休を取ったことで、得られたメリットはいくつもありました。
- 子どもとの時間が圧倒的に増えた。
- つらすぎる仕事から一時的に離れることができた。
そして、思わぬ副産物。
お金の勉強をすることの大切さに気づいた!
当時の僕は、大きな散財はしないものの、気になったDVD、本などあると、すぐAmazonでポチって買っていました。
まぁそれ自体はまだいいとしても、DVDは一度見たら大抵もう見ないし、本も買ったきり読まずに放っておいたり、買うまでもなかったな、というものがとにかく多かった。
1つ1つは大した額じゃなくても、塵も積もれば山となる。けっこうな出費になっていたんです。
さっきも言った通り、わが家の収入はほぼゼロになっているにもかかわらず、、、

まじで昔の自分をぶん殴りたい(笑)
で、しばらくしてから気づいたんです。
通帳の残高がめちゃくちゃ減っているということに!
まじでアホです。小学生でもわかることです😂
いや、頭ではわかっていたんですよ、頭では!
でも実際にガンガン減っていく数字を目の当たりにして、ようやく目覚めた、という感じ。
公務員の安定収入がめくらましになっていた
それまでは一定の収入があったし、残高が大きく減ることってあまりなかったんですよ。
公務員の給料、特に高くはないですが、安定はしています。
だから通帳残高は長いこと、増えもせず、減りもせず、ほぼ横ばいだった。
でも、だからこそ、自分がお金を垂れ流しまくっていることに気づけなかったんです。
収入がなくなって、残高が減ってようやく気づいた!
仕事辞めたいと思い始めていた
さらにその頃、「何とか仕事辞められないかな~」と考え始めていた時期でもありました。
転職しようかなと、求人サイトを眺めたこともありましたが、条件のいい転職先がそう簡単に見つかるはずもなく、、、
それに、やはり「公務員」という安定した仕事を失うことにも不安がありました。
もったいないよな、辞めたところで何ができるのかな、、、
お金の不安もあるしな、、、だったら我慢して仕事を続けた方がいいんじゃないかな、、、
という思いが頭をめぐっていました。
お金の勉強を始めた

そんな折、僕はYoutubeでたまたま投資をテーマにした動画を目にしました。
何の気なしに見たその動画が、お金の不安を持ち始めた当時の僕にめちゃくちゃ刺さったのです。

「お金がお金を増やす?」
「投資ってギャンブルじゃないんだ!?」
「S&P500?そんないいものがあるのか!」
と、ちょっとした衝撃でした⚡
単純な僕は、それからマネー系のYoutube動画を見まくるようになります(笑)
本当は著名な投資本とかも読んだ方がいいんでしょうけど、食器洗いしながら見るYoutubeでの勉強が僕には合っていました。
節約、投資、家計管理、社会保障、、、
覚えることはたくさんありましたが、苦痛ではなく、楽しく学べました。
知識を得るだけではなく、実践もスタート。
ちょっと家計を見直してすぐ気づいたことは、わが家の家計は穴だらけだということ。
携帯代、保険料、サブスクリプション費用…etc
1つずつ、時間はかかりましたが穴をふさいでいきました。
携帯代と保険料を見直すだけで、相当固定費を削れるようになりました。
投資も始めました。
NISA口座の開設、米国株投資信託の積立設定、、、小額から始め、慣れてきたら徐々に積み立ての額を増やしていきました。
少しずつではありますが、前に進んでいるという実感がありました。
気づいたときには、お金の不安も小さくなっていたんです。
FIREとの出会い
お金について勉強する過程で、FIREという言葉も知りました。
「Financial Independence, Retire Early」の頭文字で、経済的に自立して早期リタイアすること。資産運用などからの収入で生活費をまかなえる状態を目指す考え方・生き方です。
「FIREってなんだ。火のこと?コーヒーの名前?」
最初はそのくらいの認識だったけど、勉強していくうちに、いつしか僕の目標はFIREになっていました💪
「フルFIREはムリでも、サイドFIREならいけるかもな」みたいな感じで。
当時は非常勤で働くこともアリかなと思ってましたしね。
資産運用の収入をベースにしつつ、足りない分をパートや副業など軽めの仕事で補いながら暮らす、ゆるやかなFIRE。完全リタイアの「フルFIRE」より必要な資産が少なくて済むのが特徴です。
育休から開けて
1年というのはあっという間で、楽しかった育休も終わります。
そしてまた地獄のような仕事の現場へ。
復帰明けの年の職場環境がまたひどいのなんの😢
ただでさえストレスフルな業務に加え、職員のやる気をバキバキにへし折る無能な管理職、休日だろうと無給で拘束される理不尽な仕組み、入力に何時間もかかる破滅的に使いづらい統計システム…etc。
途中で病休者、退職者まで出て、その影響で僕の仕事も超忙しくなり、もはや限界に。
優しい先輩や頼りになる後輩の存在もあり、何とか1年乗り切りはしたものの、

「辞めてやる!」
という思いは確実に強まりました。
忙しい中でもお金の勉強だけは続け、節約・投資もコツコツ進めていきました。
退職を決意

育休開けから4年後、ついに早期退職を決意!
資産は、投資に回している分だけで約2,000万円に到達していました。
不眠症になるなど、心身の不調もきっかけの1つではあったんですが、
そうでなくても、一日でも早く辞めたい、というのが本音でした。
不眠症にならなくても、たぶん2~3年のうちには辞めていたと思います。
ちょっと前倒しになったかな~というくらいの感じ。

一切後悔はありません!
とはいえ、資産収入だけで生活が回るフルFIRE、というわけではありません。妻の安定した収入があってこそ、というのが実際のところです。
僕のスタンスは「資産収入+主夫」。家事や子どものことをやりながら、足りない部分は資産と妻の収入で支える。いわゆる主夫FIREですね。
妻に頼っている面はあるけれど、自分でコツコツ資産を築いてきたからこそ選べた暮らし方だと思っています。
退職以降、株式相場が好調なこともあって、資産は減るどころか順調に増えています。今のところ、お金に困ることはありません。
振り返ってみると、育休を取ったことで家族との時間の大切さを知り、さらには思わぬ副産物として、ほぼ無給だったがゆえに資産形成を学ぶきっかけにもなった。
時間的にゆとりがあったことも大きかったと思う。
まさにターニングポイント。
何がきっかけで、人生変わるかわかりませんね。
辞めたいけどムリだよな、と思ってる公務員の方へ
こんな僕から、1つ言えるとしたら。
お金の不安は誰にでもある。当たり前。
でも行動しないと、その不安は決して消えません。
まずは、自分の銀行通帳を見てみましょう。
その中で無駄な出費があれば(まったくない人などいないはず)、1つでもいいから減らしてみましょう。
本当に仕事を辞めた方がいいかどうかは、もちろんその人の事情によります。
仮に辞めないとしても、資産が増えることで「いつでも辞められる!」と思えれば、ストレスも減ります。
小さなことからコツコツと。
その積み重ねが、人生の選択肢を増やすことにつながります✨
本ブログでは、辞めたいけど辞められないと思っている公務員の方に向けて、少しでも参考になればと思い、記事を書いています。
僕が思ったこと、実践したことを、正直に書いていますので、よかったらぜひ他の記事も読んでみてください!


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